*近距離恋愛*
注:台本なのでセリフばっかりですよ・・・(フリー台本改訂版)
あと、これ15禁くらいなんで苦手な方はブラウザバック!
登場人物:ゆうたろう:元気空回りのアホな少年..
カズアキ:いつも余裕の大人びた少年..
場所:夕暮れの教室
ゆう:(オレは・・・幼なじみのカズアキに告白するため、放課後あいつを呼びだした。)
(振られるなんて頭にないし、もし上手くいっても何かが変わるなんて思ってもいなかった。)
SE:教室の戸を開ける音
カズ:「何?」
ゆう:「何って・・・」
カズ:「何か用があるからわざわざ呼び出したんだろ?」
ゆう:「・・・何怒ってんだよ?」
カズ:「家でいくらでも話せるのに、呼び出しされる身にもなれよ、部活なんだぞ(呆れた声で)」
ゆう:(オレとカズアキは家が隣同士の、いわゆる幼馴染ってやつだ。)
(昔からよくお互いの家で遊んだり、いつでも一緒にいた。)
(近い存在、すぐに手を伸ばせば届くような。)
(本当に限りなく近い存在だった・・・だから、気付いたときにはもう・・・)
カズ:「で、何?」
ゆう:「えーっと・・・その、家・・・じゃ話とかもあんまり出来ないだろ?」
カズ:「お前、毎日来てんだろ」
ゆう:「真面目な話・・・とか・・・」
ゆう:(ただ、この行き場のない思いを受け止めてほしかったから。)
カズ:「真面目って・・・じゃあ、世界平和について語るか?(からかうように)」
ゆう:「ちゃかすなよ!(怒ったように)」
カズ:「何だよ・・・お前急に(驚いて)」
ゆう:「俺はお前が好きなの!!」
カズ:「・・・『なの』って・・・俺そんなの聞いたことないんだけど」
ゆう:「お・・・俺だって言った事ないんだから当たり前だっ!!」
カズ:「(少し考えて)ふーん・・・どのくらい?」
ゆう:「・・・へ?」
カズ:「俺のこと、どのくらい好きなの?」
ゆう:(どのくらいって言われたって・・・どうやってあらわせばいいんだよ?)
ゆう:「どのくらいって・・・このくらい?」
カズ:「両手であらわすぐらいなわけ?そんなにちっさいんだー(意地悪そうに)」
ゆう:「っ違う!・・・もっと・・・好き(口ごもる)」
カズ:「じゃあさ、見せて」
ゆう:「どう・・・やって?」
カズ:「俺にどんなことしたい・・・とかさ、ないわけ?」
ゆう:「どんなことしたいって・・・別に俺・・・そういうんじゃ・・・」
カズ:「俺が好きって言えば付き合うことになるんだよな?」
ゆう:「えっ?!(驚いて)・・・そーだよな・・・うん」
ゆう:(そこまで考えてなかったぁーーー!!)
(どうしよう・・・俺とんでもない事いったんじゃ・・・)
カズ:「俺さー、ホモじゃないんだよなー」
ゆう:「・・・っ!!ごっ・・ごめん!!!(焦って)」
カズ:「だからさ、ネコはゆうたろうがすることになるわけだよ」
ゆう:「・・・ネコ?」
カズ:「そっ、ゆうたろうがネコで、俺がタチ」
ゆう:(何だ?こいつ何語、話してるんだよ?!)
カズ:「ゆうたろうさぁ、男同士のセックスってどこ使うか知ってる?」
ゆう:「なっ・・・セ、セックスって・・・」
カズ:「え?知らないわけ?」
ゆう:(オレの背が壁に当たると、すぐ目の前にカズアキの顔があった。)
(心臓がドキドキうるさくて、息をするのも苦しい・・・目眩がする。)
カズ:「俺に告白するくらいだから下調べくらいはしてるよな?」
ゆう:(知らないって言ったら・・・本気じゃないって思われるかな・・・)
ゆう:「まぁ、一応は・・・知ってるような・・・知らないような・・・」
カズ:「上手に出来たら、俺、ゆうたろうのこと好きになるかもな」
ゆう:「上手にって・・・っ!何すればいいんだよ?!」
カズ:「キスして(吐息混じりに)」
ゆう:(オレにとってのファーストキス・・・カズアキはどうなんだろう?)
(もっと、もっとこいつのことが知りたい・・・オレのことを・・・好きにさせたい・・・)
カズ:「もっと深く・・・(キスが深くなる)」
ゆう:「・・・んっ(驚く)・・・んーーーーっ?!!」
ゆう:(んなっ?!ちょっ・・・舌入ってっ?!)
ゆう:(何すんだよー?!!・・・でもちょっと気持ちよかったりして・・・)
カズ:「ん・・・」
ゆう:「んぁ・・・ふ・・・っ」
SE:ベルトの金具を外す音、チャックを下ろす音..
カズ:「ゆうたろう、オレの知ってる限りでは初めてだよな?」
ゆう:「ちょっ・・・どこ触って・・・」
カズ:「どこって?(意地悪そうに)」
ゆう:(どこなんて言えるかーーーーっ!!!(怒って))
ゆう:「・・・ん・・・ふぅ・・・んっ・・・」
カズ:「おい・・・唇噛むなよ」
ゆう:「あっ・・・だって声が・・・誰かに・・・聞かれっ、たら・・・」
カズ:「大丈夫だって」
ゆう:「ふぁっ・・んんっ・・・もっ、もうっ!!」
SE: カツッカツッカツッ・・・・(靴音)
カズ:「しっ!」(ゆうたろうの口を手でふさぐ)
ゆう:(ウソ・・・だろ・・・こんな時になんで!!!)
ゆう:んっ・・・んんっ
ゆう:(〜っ!もぅ・・・無理っ!!)
ゆう:「んーーーーっ!!!」
カズ:「イっちゃった(からかうように)」
ゆう:「はぁっ・・・はぁっ・・・(荒い息)」
カズ:「気持ちよかった?」
ゆう:「人っ・・・人がいたのに何てことしてくれるんだよ?!」
カズ:「それは、ゆうたろうが可愛いから悪いんだよ」
ゆう:「なっ!?・・・恥ずかしいの我慢したんだからなっ!!!」
「これで・・・好きになったか?!」
カズ:「うーん。どうだろ?俺はまだ気持ちよくなってないからな」
ゆう:「うっ・・・」
ゆう:(そう言われてみれば、確かにっ!・・・でも・・・俺そんなこと出来ねーよ・・・)
カズ:「続きは俺ん家で、な?ゆうたろう」
ゆう:「えっ?えぇーーーっ?!」
ゆう:(気持ちは伝えられたけど・・・何か、すげーことになっちゃった気がする・・・)
( ・・・っでもっ!俺のこと絶っっ対、好きにさせてやるからな!!)
*END*
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