*近距離恋愛3(前編)*
注:台本なのでセリフばっかりですよ・・・(フリー台本改訂版)
あと、これ15禁くらいなんで苦手な方はブラウザバック!
登場人物:ゆうたろう:元気空回りのアホな少年..
カズアキ:いつも余裕の大人びた少年..
カズアキの姉:全面的にSっぽい姉さん..
場所:カズアキの家
ゆう:「ミルキーが切れた・・・」
カズ:「ゆうたろう、ミルキー好きだもんな、買いに行く?」
ゆう:「・・・駄目だ・・・男がミルキーなんか買えるか!」
カズ:「男女平等だから大丈夫だろ?」
ゆう:「お前、絶対使い方間違ってるぞ」
カズ:「そう?で、どうするんだ?」
ゆう:「母さんは旅行であと3日は帰ってこないし・・・俺、兄弟いないし・・・」
カズ:「ゆうたろう一人っ子だもんな」
ゆう:「お前の姉さん、買ってきてくれないかな?」
カズ:「うーん(悩みながら)・・・頼んでみれば?」
ゆう:「おぅっ!」
カズ:(・・・多分無理だろうけど・・・)
SE:ドアをノックする音
カズ:「姉さん、ちょっといい?」
姉:「どうぞ」
SE:ドアを開ける音
姉:「あら?ゆうたろう君じゃない、久しぶりに会うわね」
ゆう:「こ・・・こんにちは」
ゆう:(こんな美人な人が・・・ビデオとかコスプレとか・・・)
姉:「相変わらず可愛いわね」
ゆう:「は?(間の抜けた声で)」
姉:「何か用なの?カズアキ」
カズ:「いや、ゆうたろうがさ、姉さんに買ってきて欲しいものがあるんだって」
ゆう:「・・・すみません、突然・・・」
姉:「男の子だと買いにくいものかしら?」
ゆう:「まぁ、そうなんですけど・・・」
姉:「あいにく、今凄く忙しいのよ・・」
カズ:「何?またゲーム?」
姉:「新作だから、早くクリアしてしまいたいんだけれど」
ゆう:「あっ、その気持ち分かります・・・じゃあ、いいです」
姉:「・・・私にいい考えがあるの」
カズ:「考え?(不思議そうに)」
姉:「ゆうたろう君が男の子じゃなければ買えるのでしょう?」
ゆう:「は?・・・まぁ・・・」
姉:「ちょっと待ってね」
SE:クローゼットを開ける音
ゆう:「すげ―・・・」(衣服の多さに圧倒される)
カズ:「姉さん・・・まさか・・・」
姉:「あったわ、これを着れば大丈夫よ」
ゆう:「これって・・・?」
カズ:「やっぱり(ため息)」
姉:「カツラも付けるから絶対にバレないわ」
ゆう:「何が?」
カズ:「プッ(吹き出す)・・・姉さんはそれを、ゆうたろうが着ていけばいいって言ってるんだよ」
ゆう:「・・・嘘だろ?!」
姉:「嘘じゃないわ、似合うわよ?」
ゆう:「嫌だよ俺・・・」
ゆう:(女装なんて死んでも出来るかぁ――!!!)
姉:「君の弱点を知ってるわ(意地悪そうに)」
ゆう:「へ?」
姉:「当人同士は盛り上がっているようだけど・・・周囲へのカミングアウトがまだでしょう?」
カズ:「姉さん・・・(呆れて)」
ゆう:「なっ・・・なんでそんな事?!(驚いて)」
姉:「顔にすぐ出るところもカズアキは可愛いと思っているのでしょうね」
「手錠やビデオは誰のものだと思っていたの?」
カズ:「ゆうたろう・・・諦めた方がいい・・・」
ゆう:「・・・それ、着なきゃ、皆にバラすって事かよ?」
姉:「そうとってもらっても、構わないわ」
ゆう:「―――絶対バレないんだろうな?」
姉:「えぇ、約束するわ」
ゆう:(くそ――!!もぉど―にでもしてくれ ――――!!!!!)
ゆう:「なぁ・・・本当にこれ、着るのか?」
カズ:「着るまで許してくれないよ、姉さんしつこいから」
ゆう:(何で、俺がこんなもんっ!!!)
カズ:「靴下はやっぱ、紺色のハイソックスだよなー」
「カツラはストレートで・・・」
ゆう:「・・・お前、楽しそうだな・・・(むっとしながら)」
カズ:「そんなことないって・・・(笑いながら)」
カズ:(うーん・・・清純系かな・・・目つきがちょっとキツいけど・・・)
ゆう:「なぁ・・・ウエストがすげ―余るんだけど・・・」
「あと何か・・・全体的にデカい・・・」
カズ:「姉さん170センチはあるから・・・お前と10センチ以上差あるし」
「仕方無いんじゃないか?」
ゆう:「嘘・・・」
ゆう:(すげーショック!!!こいつの姉さんより小さいなんて・・・)
カズ:「何か・・・色気が足りないな―」
ゆう:「は? ちょっ!何するっ・・・ん――っ(キスをされる)」
ゆう:(キス?!何でいきなり?!!)
カズ:「色気プラスに協力してやるよ(意地悪そうに)」
ゆう:「んなもんいらねーって・・・あっ・・・」
カズ:「キツい目つきも、マニア受けするかもしんないけど・・・」
「俺は感じてる時の潤んだ目が一番好きだな」
ゆう:「んっなとこ・・・さわるなって!」
カズ:「一回、出させてやるよ」
ゆう:「あっ・・・んっ・・・やめ・・・っ!」
「あぁっ・・・もっ・・・ぅ・・・」
カズ:「相変わらず早いな」
ゆう:「もうっ・・・ダメ!!イ・・・クッ!」
カズ:「そろそろ姉さん呼ぼっか?」
ゆう:「はぁっ、はぁ(乱れた息)・・・今は・・・ダメだ・・・」
カズ:「・・・姉さ――ん!!」
ゆう:「んなっ!?オィッ!?」
姉:「あら?もうお取り込み中じゃないの?」
ゆう:「えっ?!」
姉:「じゃあ、今の色っぽさを生かすメイクをしましょうね(意地悪そうに)」
ゆう:(今の・・・聞かれてないよな?)
場所:公園の前の道(2人は並んで歩いている)
ゆう:「太もものあたりがスースーする・・・」
カズ:「さすが姉さんだな、これじゃ、誰も気付かない」
ゆう:「お前の姉さんって何者なんだ?」
カズ:「ん?ただのコスプレイヤーだけど?」
ゆう:「コスプレイヤー?」
カズ:「コミケって言うところで、漫画とかアニメのキャラクターの格好してんの」
ゆう:「アルバイト?」
カズ:「うーん・・・趣味だって言ってたけど」
ゆう:「趣味・・・?」
ゆう:(俺にはやっぱ、この兄弟理解できねぇ―・・・)
カズ:「・・・あーぁ・・・可愛すぎるのも問題だよな」
ゆう:「何だ?」
カズ:「ほら、今の人もゆうたろうの事見てただろ?」
ゆう:「まさか・・・バレてるんじゃ?!」
カズ:(あ、赤くなってる・・・可愛い・・・)
(殴られるから言わないけど)
ゆう:「(小声で)お前もっと寄れよ!見られたらバレるだろ!!」
カズ:「こんな時になんだけど・・・手、つなごっか?」
ゆう:「なっ?!何言ってんだよ?!」
カズ:「そっちの方が恋人同士に見えるし」
「男に戻ったらゆうたろう、手つないでくれないだろ?」
ゆう:「・・・そんなの当たり前だろ・・・」
カズ:「恋人同士なのに?」
ゆう:「そっ・・・それは、そうだけど・・・女みたいなのは嫌なんだよ!」
カズ:「俺とつなぎたくないの?」
ゆう:「・・・お前・・・もし俺が男だってバレたら、ちゃんと誤魔化せよ」(手を差し出す)
カズ:「え?」
カズ:(俺は今・・・この先一生見れないものを見てるのかも・・・)
ゆう:「何だよ、お前がつなぎたいって言ったんだぞ(照れながら)」
カズ:(真っ赤な顔しちゃって・・・可愛い・・・)
カズ:「俺さー、前に見たことあるんだよな」
ゆう:「何をだよ?」
カズ:「男がミルキー買ってるところ」
ゆう:「・・・・・・・・お前・・・・もっと早く言えよ!!!!」
*END*
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