*記念写真*(近距離恋愛のSS)
   
注:これ15禁くらいなんで苦手な方はブラウザバック!


 登場人物:ゆうたろう:元気空回りのアホな少年..
        カズアキ:いつも余裕の大人びた少年..




「すげー・・・キレイ・・・」
ゆうたろうが思わずつぶやいた。
今日は1月10日、成人の日である。
成人の日だが、まだ17歳のゆうたろうとカズアキにはあまり関係は無い。
「姉さん、髪飾りがずれてる」
カズアキが綺麗に着飾った冴子の髪飾りを直してやる。
「ありがとう、じゃあ行って来るわね」
今日はカズアキの姉、冴子の成人の日なのである。
朝から隣の家が騒がしくなっているのが気になったのか、まだ8時なのにも関わらずゆうたろうがカズアキの家に来ていた。
「今日は何時頃に帰ってくる?」
「そうね、昔の友だちと話しもしたいから・・・9時には帰るようにするわ」
カズアキに問われて、冴子が考えながら答える。
「後はよろしく」そう言って冴子は迎えの車に乗っていってしまった。
カズアキの両親は娘の晴れ姿も見ず、今日も夫婦で旅行だ。
「すっごい綺麗だったな・・・冴子さん」
「まあ、元はいいからな」
カズアキがため息を付く。
元は良いが、中身がいかんせん救いがたいのだ。あの姉は。
「?」
ゆうたろうがカズアキの言葉の意味を解せずに首を傾げる。
その仕草が可愛くて、カズアキはつい吹き出してしまう。
「ほんとにもう、お前は」
そう言いながらゆうたろうを抱きしめると、ゆうたろうの体がこわばるのが分かる。
何回抱きしめても、慣れずに初めてのような反応を返してくる。
それが可愛くて、愛おしくてつい意地悪をしてしまうのだが、される本人は全く気付いていないようだ。
「なんだよ急に!?」
ゆうたろうの方も抱きしめられて嬉しいのだが、素直になれないのでつい反抗的態度をとってしまう。
それは、カズアキには伝わっているのだが。
「そういえば、さっき姉さんを撮ったカメラのフィルムまだ残ってたな」
カズアキの言葉にすかさずゆうたろうが反応する。
「じゃあ、写真撮ろうぜ!明日はお前の誕生日だし!!」
「そういえば、明日だったような気もするな」
ゆうたろうが嬉しそうにリビングに走っていく。
カズアキも、誕生日に写真をとる人間も少ないだろうと思いながら一緒にリビングへ向かった。

「カズアキ!もっと・・・こう、ワイルドに!」
ゆうたろうの声に熱がこもる。
「ゆうたろう・・・さっきから指示ばっかりして、全然撮ってないだろ?」
「だってさ、なんかピンとこないんだよ」
カズアキに指摘されてもなお、ゆうたろうは屁理屈をならべる。
「だいたい、ワイルドにって・・・」
カズアキの我慢の限界も近かった。
さきほど、リビングに戻ってきてから約30分もポーズを取らされている。しかも、肝心の写真はまだ1枚も撮っていない。
「カズアキ!上の服脱げよ!ワイルドっていったらやっぱ上半身は裸が基本だよな!」
とか、なんとか意味のわからない事を延々言っているのだから手に負えない。
オレはジャ○ーズか。カズアキの堪忍袋の緒が切れた。
「ゆうたろうも一緒に写ろう」
ニッコリと笑ったカズアキにゆうたろうは危険を感じる。
何度も体験してきた本能からの危機の警告だった。
「いや、オレは・・・その・・・」
「オートにしてれば2人でも写れるだろ?」
そう言ってカズアキがゆうたろうの持っているカメラを取り上げる。
テーブルの横に立てかけてあった三脚をつかむと、カメラをその上にセットする。
「3分後にシャッターが下りるからな」
カズアキがカメラのタイマーを合わせている間、ゆうたろうはソファーのそばをうろうろする。
心臓が早鐘のようになっているのが自分でもはっきりと分かる。
「ゆうたろう、おいで」
「え?」
気付いたときにはカズアキに右手を捕まれてソファーに座らされていた。
姿勢を崩してカズアキの胸に顔を埋めるような格好になる。
ゆうたろうの脳内では危険信号が点滅を繰り返している。
「ゆうたろう」
名前を呼ばれてカズアキの方を振り向いた瞬間に息がつまった。
「んっ!?−−−んうっ・・・んっ・・・あっ・・・」
カズアキにゆうたろうの唇がふさがれる。
深くなるキスに意識が薄れていく、

−−−カシャッ−−−

「え?」
その瞬間、ゆうたろうは全身の血がザーッと音を立てて引くのを感じた。
薄れていた意識も一気に現実世界へ戻ってくる。
嫌な予感に限って当たる、得てして人生とはそういうものなのか。
「17歳最後の記念にハメ撮り写真撮ろうか、ゆうたろう?」
その言葉にゆうたろうは再び意識が薄れそうになった。

「あっ・・・んっ・・・カズアキっ!・・・ちょっ、やめっ!」
ゆうたろうの着ているパーカーの裾をめくりながらカズアキの指はゆうたろうの胸の突起をまさぐる。
「やめろっ、よ!」
いくら押し返してもびくともしない胸板を憎々しく思いながらも、ゆうたろうは意味のない抵抗を繰り返す。
今回だけは引くわけにはいかない。
なぜなら、カメラで撮られ続けているから。
「くっそ!一回だけじゃなかったの・・・かよ!?」
「残念でした、あと32枚オートで撮り続ける設定」
カズアキの返答にゆうたろうの瞳が見開かれる。
信じられない、と言いたいのだろう。うっすら涙も浮かんでいる。
「やっても・・・いいから・・・カメラだけは止めて・・・お願・・・い」
哀願するゆうたろうを無視して、カズアキの手はゆうたろうの中心部に触れる。
「うあっ!・・・んっ、ほんっとにやめっ!ああっ」
手のひらで包まれるようにしごかれると、意識と理性がどこかへ飛んでいってしまうような不安に陥る。
カズアキにされている時はいつもそうだ。感じている自分がひどく恥ずかしくて、でもカワイイと言われることが嬉しい。
自分は男なのにおかしいと思うのに、体だけが先に走っていってしまう。
「ゆうたろう、カワイイよ」
ほら、いつもの言葉が耳元から入ってくる。
カズアキに触られているところが熱くて気持ちいい。
体の力を抜いて快感に身をゆだねようとした瞬間にカメラのシャッター音がゆうたろうを現実に引き戻す。
「あっ!やっ・・・やだっ・・・やだって!」
「そう?ゆうたろうの体はすごいノリ気だけど?」
笑いながらカズアキが、ゆうたろうの後孔を指で犯した。
「うぁぁっ!?やっ、もうやだぁっ!」
後孔を指で弄られる度に、ゆううたろうのモノはビクビクと反応を繰り返す。後孔の刺激だけでイッてしまえそうだ。
「あうっ・・・くっ、ああっ!」
気持ちよくて、どこをどう弄られているのかもわからない。
「ん、もういいか?早くしないとフィルムがなくなりそうだし」
カズアキの焦り気味の言葉もカメラを忘れて乱れているゆうたろうの耳には全く届いていない。
今はただ快感を追うことしか頭になくなっていた。
「いあっ・・・あっ、んっ・・・」
ゆうたろうの後孔から指が抜かれると、すでに大きく起立したカズアキのモノが押し当てられる。
ゆうたろうは無意識に体の力を抜いて、挿入にそなえる。
キツイ挿入の果てに待っているのは自我を失わせるほどの快感。
「いくぞ」
カズアキが短くいうと一気にゆうたろうの後孔を貫いた。
「んっ、あぁぁっ!」
カズアキに後ろを犯されながら、ゆうたろうは必死に意識を保とうとするが、すぐに快感の波にのまれてしまう。
カズアキの顔が薄れてきて、気持ちいいという感覚しかなくなる。
「気持ちいい?」
カズアキの言葉にゆうたろうは何度も首を縦に振る。
「もっ、イクッ!」
「オレの方も限界っ、一緒に・・・」
絶頂にカズアキの優しい笑顔が目に入る。
カズアキも同じくらい幸せな気持ちになっているだろうか、とふいに思う。
ゆうたろうは溢れるものをとどめられずにカズアキの名前を呼ぶ。
「カズアキっ!あっ、あぁっ!」
「くっ」
こんなに幸せな気持ちを写真に残せたらいいのに、そう思いながらゆうたろうの意識は遠のいていく。
「だれよりも愛してるよ」
カズアキの言葉がゆうたろうの耳に聞こえたような気がした。

「・・・どうするんだよ」
カズアキにカメラの前で犯されてから2時間後、やっと目を覚ましたゆうたろうが発した一言がこれだった。
「どうするって?」
「カメラだよ!カメラっ!ーっ、お前がバカなことするから現像に出せないだろ!」
2人がセックスを終えるころにはしっかりカメラも取り終えていたらしい。
「大丈夫、家で現像するから」
カズアキの返答にゆうたろうが意外そうな顔をする。
「お前、写真の現像できるのか?」

「ああ、オレじゃなくて、姉さんが」

姉さんが。その言葉をゆうたろうが理解する頃にはカメラはカズアキの手のなかにあった。
「うわぁぁっ!カメラ貸せっ!」
「ダメだって、17歳の記念なんだからさ」
「うるせーっ!いいから貸せっ!!」

その日から2日後、フィルムに刻まれた17歳の記念は予想以上の生々しさでゆうたろうの怒りをかった。


*END*















広告 [PR]スキンケア  転職 化粧品 無料 ライブチャット